野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

8月9日(木)

270769

 

 涼風吹く朝。今日は多くの人にとって体力回復の日となったに違いない。

 大急ぎで家事を終えて、午前中にソナチネ第5番第2楽章を録音。あとで気づいたのだけれど、使った楽譜3ページ全てが異なる版という信じられないようなミス。後日録音し直さなければ。

 この曲はとても気に入っているのに、初稿が何年だったのか、どの楽譜にも記録がない。フィナーレ(ノーテーション・ソフトウェア)導入前の曲なので、ファイル作成年では分からない。どうしても思い出せなかったのだが、夜になって第1楽章と同じ年であったことに気づき、1987年と判明。

 ソナチネの何曲かは作曲のレッスンでソナタ形式を扱うときに、作曲課題とした部分動機で作例として作曲したもの。第5番もそうだった。

 

 昼食の用意の時に、食材が賞味期限切れであることに気づき(自分用の昼食なら気にしないが、モリアキ翁には出せない)、大急ぎで近くのコンビニに買いに出ると、午後なのに暑くない。

 これは絶好の機会だと思い、昼食後にモリアキ翁と母の墓の掃除に行った。

 クルマに乗って外環道の速い流れに合流すると、モリアキ翁は「ドライブはいいなあ」とにこやか。確かに、いつもは通院やモリアキ翁の用事の送り迎えで街なかをチョコチョコ走るだけ。

 もともときれいな墓苑だが、水洗いすると墓石もぴかぴか。実に気持ちがよい。夏は生花を供えると、たちまち傷んでしまう。たぶん持つのは半日というところだろう。モリアキ翁が「こりゃだめだな。今度、造花を買ってきてくれないか」と提案。そうしたい。供えるお茶は「午後の紅茶 おいしい無糖」を選んでみた。

 

 今日のレスリング女子の決勝戦は午前1時50分から。なでしこジャパンも遅い。観ないで寝る。絶対観ない。

 

>今日の気持玉

<おつかい>は初めての6度平行の練習曲。バイエルの名曲11番への対抗心で書いたもの。バイエル11番にのめり込まない生徒がいるとしたら、それは指導者の楽曲研究不足。

<おやつの時間>は、ウラノメトリアでは初めてプリモが独奏部分を体験する曲。そこでは指導者がペダルを担当して生徒を音楽の天上界へ招待。

<星の子守唄>は、レッスンではファンがいっぱいの嬉しい曲。大人・子どもを問わず、この曲を目標にしている人も。

 

・1α-25_おつかい <ナイス>1

・1α-37_おやつの時間 <かわいい>1

・3β-23_星の子守歌 <かわいい>1