野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

9月14日(金)

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 懸案出会った楽譜浄書をようやく終えて一息ついたところ。

 洗面所のカメリア・オイル(椿油)を見て、突然、自然のメッセージを聴いたような気がしていろいろと調べてしまった。

 樹木から精製されるオイル類は、ティートゥリー、ニオイコブシ、クロモジなど、あるいは乳香(ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂)のようなものなど非常に種類が多く、奥が深そう。種の多様性だけが生み出しうる自然の恵みだ。

 そこで思い出したのがフィトンチッド。樹木は、傷つくと自らフィトンチッドを分泌して細菌類を殺してしまうという自己防衛機能を持っている。

 自然界にはなぜ薬草があるのか、という問いに答えられるかも知れない。

 

 台風16号(サンバ)の勢いが止まらない。中心気圧900hPa、最大瞬間風速80m/sという “猛烈な” 勢力を保ったまま沖縄方向に向かって進んでいる。記録的な台風となって、そのサンバという名前(地名)は永久欠番となるかも知れない。

 明日は「作曲工房 大人の門下生の会」。準備をしてくれた人たちは、数多くの苦労があったことだろう。簡単そうに思えることでも物事は順調に行かないというのが普通だからだ。

 

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夕方の空に浮かんだ美しい雲の写真2枚。自然界はミステリアスだ。