野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

11月28日(水)

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 C1のユニゾンの微調整をしていたら、最初に割りつけた平均律のどこかの弦が動いていることに気づき、それを直しているうちに平均律の割りつけそのもが怪しくなってきた。それで、もう一度平均律の割り付けからやりなおしてしまった。夕方のおちびたちのレッスンにギリギリ間に合ったというか、最初の“さとる”君のレッスンの途中で1音だけユニゾンを合わせ直さなければならなかった。はやく調律の達人になりたいものだ。

 それより、もっと重要なのは作曲の達人になること。16年も前の曲をトランスクリプションしているのに、自分自身の昔のテクニックに驚いたりして情けないことこの上ない。