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昨日の放送大学の「公共哲学」第9回「身体と公共性」では、先進国でさえ、国家が優生学に基づいて障害者などを断種政策で殺してしまったり、隔離したりしていた事実について話していた。それがナチスドイツではなく、アメリカなどでも法のもと、整然と行われていたことにショックを受けた。
日本でもハンセン病患者に対する処遇は同様の考え方に基づいている。若いころ、ハンセン病感謝を隔離していた全生園(ぜんしょうえん)の前をクルマでしばしば通りかかったものだが、何の施設であるのか全く気にもしていなかった。
国家が(一部の指導者のことだが)国民に戦争に行って生命を賭して戦えと強制したりするのは歴史がくり返し証明している。
選挙は重い。
今日の一枚。クレーが描く幻想世界の夕陽の中を歩いている気分だった。
そろそろ寝たほうがよさそうだ。3時になると。4時は一瞬でやってくる