野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

4月1日(月)

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 今日から新年度。

 午後からレッスンが入っていたので、午前中に水汲みと買い物、家事を可能な限り済ませた。

 夜の最後のコマには、今年短大に進んだ “みさき” ちゃんが来て、今日からオリエンテーションで学校に言っていると話してくれた。短大は時間が足りないからいろいろ忙しいことだろう。

 春休みにはUSJに行ってきたということだった。USJのアトラクションについては、誰もが異口同音に「凄い」という。きっと本当に凄いのだろう。

 

 レッスンを終えてからは、いつものように曲のアイディアを温めていた。耳に心地よい曲ばかりが生まれてくる。昔なら大喜びでそういう曲を書き上げたに違いないが、今は違う。どんな曲ともカブることなく、一度聴いただけで忘れることのない独立したアイディア、しかもシンプルな曲を書きたい。

 そういえば、10年以上続いたFM番組の「ワールド・ミュージック・タイム」が3月で終了となった。今朝の再放送が本当に最後。

 北中正和さんの淡々とした語りがとても良かった。

 この番組で流れるのは貴重な音源ばかりで、それぞれの曲の発想の豊かさに、音楽は無限で「やり尽くされる」ようなことはない、と強く教えられた。

 その国でのみ歌われ、聴かれている曲の中には、ワールドワイドに通用するような素敵なものもあったが、国境を越えるには何か難しい事情があるのだろう。ライバルは世界中にいる。

 

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今日夕刻の西空

 

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よし、風呂あがりに耳掃除をしてから寝るとしよう。