野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

5月19日(土)

 

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 午前中と午後にレッスン。その合間に水汲みと買い出しを済ませるというスケジュール。

 ずっと昔に読んだ建築家か誰かの文章の中に、予定は予定どおりになどいかないから「時間も設計する」(ちょっとウロ覚え)というようなことが書いてあった。

 建築の設計は構造計算などによって、建てる前に強度や耐震性などが概ね分かる。しかし、きっちりとプロジェクト・マネジメントを行なうような場合を除けば「予定における時間配分は勘」だったりすることだろう。

 学校における授業の時間割などは、まさに設計の例だろう。授業が進もうがす進まなかろうが、チャイムが鳴ったら時間どおりに次のイベントへ進む。その枠組みの中で物事を期限までに終わらせなければならない。

 作曲には馴染まない気もするけれど、逆に、それこそが必要な気もするからなんとも不思議。

 

 今日もブログ気持玉を頂いたのでご報告。この中のいくつかの気持玉が「楠木の坂道」を選んでくださった方のものではないでしょうか?(わかりませんけど) 選曲が凄すぎです(とくに「小さなカノン」)。

 ちなみに、「4γ-1_オレンジの畑で」と「3α-85_オレンジ畑のエチュード1」は、音楽的なつながりはなにもない別の曲です。しかし「オレンジ畑のエチュード1」と3βの「オレンジ畑のエチュード2」は同じ主題で書かれている姉妹曲です。

 

・1α-10_リレーのように <ナイス>1

・2α-52_私のお気に入り <かわいい>1

・3α-85_オレンジ畑のエチュード1 <ナイス>1

・3α-初めてのピアノソナタ <ナイス>1

・4β_トッカータ <ナイス>1

・4γ-古典ソナタ形式による4手のためのソナチネ <面白い>1

・5α_小さなカノン <面白い>1

・番外-2台のピアノのための「スピカ」 <面白い>1

 

 

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 去年9月の写真。「暮れかた」に一番近いイメージだったので蔵出し。