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カミさんが新聞記事の片隅から「核種変換」技術に関する記事を見つけた。
原子炉内でウラニウムやプルトニウムから他の元素が生み出されているならば、同じ原理で放射性核種を、より安定した核種に変換できるという論理に基づく技術だ。
調べてみると、この技術は1960年代から研究されてきたという記述もあったので、原子力発電とペアで存在すべき技術だったのだろう。実現すれば、10万年もかかる使用済み核燃料の処理が千年単位にまで、あるいは、もっと短くなる可能性がある。それなら人類の監視の目が届くかも知れない年月。
ベルギーでは既に炉の建設が進行中ということだ(加速器駆動未臨界炉)。
今日の出発画像
日没頃。ホワイトバランスをうまく合わせられずピンクっぽくなってしまったが、実際はバーミリオン。