野村茎一作曲工房日記2

作曲家の野村茎一が日々の出来事を綴ります

1月11日(土)

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 今日は怒涛の一日。

 朝のゴミ出しに遅刻しないように緊張していたためか、午前6時8分に覚醒。うわ、間に合いすぎて、寝不足に輪がかかってしまった。

 午前中は、おチビ2人のレッスン。2人とも素質十分な男の子。上手にしちゃうから覚悟するんだぞ。

 レッスンの途中で、ウラノメトリア美術担当の “うしお” さん来宅。我が家の掃除機たちが整列して彼女を出迎えた(ポロのお話の部屋「うしおさんがやってくる」参照)。

 モリアキ翁の遅い昼食中に、レッスンの絵里子さん到着。いつものように気合のレッスン。今日はミニマル(2回目)とオーケストレーション

 夕方から、うしおさんを含めた晩餐のために夕食の準備。もちろん、その合間にはモリアキ翁の湯たんぽや寝室の準備、暖房の開始など、細かい作業を行なった。

 食後、うしおさんが「天の川が見たい!」、私は「鹿島神宮に行きたい」など勝手放題なことを入っているうちに、ナナちゃんのレッスン。ショパン2曲を仕上げて、今はドビュッシー。小学校1年生の時の彼女のイメージが強すぎて、どうしても子ども扱いしてしまうきらいがある。来週こそ、レディとして応対しなければと思う。

 夜遅くなってからは、広島のK先生から届いた「ヴェルレーヌの詩による6つの小品」のライブ録音のCDを聴いた。今日は2時には眠ろうと思っていたのに、繰り返し聴いているうちに遅くなってしまった。ワクワクするような楽しげな演奏。今日最高のひととき。演奏が終わった時「会場から “ほう!!”」 という声があがったとのこと、それは曲ではなくて演奏の力。

 わ、もう4時ではないか。あと数時間でモリアキ翁に起こされてしまう時刻だ。早く眠らなければ。

 でも、今日はノーミソが興奮していて、まるで眠くない。そういえば夜に “うしお” さんとコーヒーを飲んだのではなかったか?

 まあ、こんなに嬉しい日は徹夜したって後悔しないかも知れない(でも少しは眠るぞ。眠る。絶対眠る)。

 ではお休みなさい。

 

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この月は露出ミスによるハレーションだけれど、この後、空に薄雲が広がって、本当に朧月になった。