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作曲工房は朝から「平成の大修理」。
まずはシロアリにやられてしまった和室隅の修復。作曲工房は一応ビルなので縁の下はなく、しかも和室が砂場の上に(???)
防虫、消毒作業。
消毒完了。このあと大工さんが木質系の造作をしてくれたのだけれど、うっかり画像なし。
そして畳職人登場。密かに(堂々と?)「忘れるな日本の美」を主張しながらピアノチューナーのように新しい畳床と古い畳の高さを微調整していく。
変形畳であるにもかかわらず、見事にピタリとハマる。大工さんの木質造作も美しい。ここまでの作業でウラノメトリア数百冊分くらいの印刷費が吹っ飛んだ。モリアキ翁が負担してくれるから文句ないけど。
製造終了となった畳の縁も、在庫の中から見つけたとの由(よし)。
午後にはインテリア・コーディネーター登場。まずは新潟県加茂の工房から届いた桐箪笥を開梱。
オーダー家具とインテリア・トータルコーディネイトの会社、(株)アセコの社長さん(画像右)自ら来宅。「(桐箪笥の)写真を撮らせていただいてよろしいですか?」「ど、ど、どうぞ」。
箪笥に着せるカバーを「ゆたん(油単)」というらしい。そのゆたんはオーダーメイドなので、出来上がってくるまでの2週間、桐箪笥は、このアラベスクの布で包まれて過ごす。
オーダーした「ゆたん」用の布よりも、この遮光布のほうが好みかも。ここでウラノメトリア千冊分くらいの印刷費が・・・(しつこいってば)。