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日本の近未来、2030年には人口の3分の1が65歳以上の高齢者、そして単身者世帯が4割となるという予測。若者たちにとって不安だらけの未来、というNHKの番組を(録画で)観たところ。もう、ほぼ確実にやってくる未来なのだから受け入れるしかない。
過去の社会モデルを未来に当てはめること自体が、そもそも無理があるのではないだろうか。社会が現実に追いついていないのだろう。
社会というのは “人々の意識” の集合と結果なのだから、人々の考えが現実と一致していくとともに問題がすこしずつ解決していくことだろう。だからといって、そのギャップが埋まるまでは困る人々がいるわけだから、それを何とかしなければならない。
大学の中退者が増えているという問題については、実は大学を必要としていない若者が大学に入学してしまっているような現状なのだと思う。
「高校を卒業したら大学」というような意識上の狭い選択肢を解決するために、一部の大学は未来の研究者や教育者のための場として特化し、それ以外の大学を、多様な職業教育の場に変化させたらどうだろうか。狭い業界ならば、高校卒業後にすぐ就職して働きながら仕事を学ぶ形にする。
未来永劫に続く経済成長など不可能なのだから、変化のない経済規模でもやっていける持続的な社会を作っていくことを若者たちに期待したい。高度経済成長やバブル期を経験してしまった人たちには発想することさえ無理かも知れない。
などということを書いてしまったのは、ふむふむとか言いながらテレビ録画を観てしまったから。新しい曲を書き進めたことのほうが重要なできごとだった。2、3日のうちに公開できるかも知れない。
雑草ガーデン剪定前。
剪定後、さっぱりした。
今日の夕空。